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越境ECを始める際に気を付けるべき3つのメリットと2デメリット

越境EC
メリット
デメリット


食事でインバウンド対策 こんにちは、ワークシフト海外ビジネスサポートチームのアランです。
海外へ向けたビジネスに関する情報発信やサポートを行っています。

2015年頃から海外向けのEコマース、いわゆる越境ECが盛り上がってきています。ここ数年、越境EC市場は伸び続けており、今後も訪日インバウンドの増加やネット人口の増加に伴って伸び続けることが予想されています。では、越境ECに参入する際に気をつけるポイントはあるのでしょうか。メリットとデメリットの観点からお伝えします。

越境ECで決済する方法

- 目次 -




越境ECに関してお困りの場合はこちらからお気軽にご相談ください。ワークシフトのスタッフが越境ECを低コストで実施する方法をご案内いたします。


ワークシフトとは
ワークシフトに登録している世界205カ国から80,000人の登録者が、市場調査翻訳デザイン作成など海外に関わる業務のサポートをおこないます。日本語対応、円決済可能。




越境ECの3つのメリット

1.外国人は日本人よりもネットショッピングの頻度や消費額が高い

海外の一般消費者のネットを介したいわゆるECショッピングの年間購入総額は平均して日本の1.6倍以上( 日本人がECサイトから購入する年間平均は約9万円に対し、アメリカでは約18万円、イギリス人は約16万円)となっています。これらの背景には人口密度や人口構成なども関係しています。一般的に高齢なほどインターネットを使ったショッピングを行わないため、平均年齢が低く、インターネットの使用頻度が高い地域ほど、越境ECを使った購入総額は上昇する傾向があります。

そのため、日本向けに想定しているよりも気軽にECサイトを通して商品やサービスを購入してもらうことができます。

越境ECで決済する方法

2.東京オリンピックによるインバウンドで帰国後も日本の製品をリピート購入する

これまでの越境ECの傾向として、日本に訪れた観光客が商品を国内で購入し、自国へ帰国後も再びその商品やサービスを購入したくなったときに越境ECを利用してリピートするというケースがとても多くなっています。
また、日本政府は2020年の東京五輪までに訪日外国人旅行者数を4000万人にするという目標を立てています。2014年ごろからの傾向からすると観光客数は少なくとも年間で3000万人は超える見通しとなっており、観光客の増加に伴うその後の越境ECの利用は今後ますます増加することが見込まれます。

つまり、今の日本はまさにこれから越境ECの波が来ると言っても過言ではありません。

3.インターネットの普及による世界のEC市場は拡大し続ける

翻訳機能や決済システムの発展により、購入者の住んでいる地域では購入できなかったり手に入りにくいものをインターネットを通して販売できるようになりました。日本では越境ECを積極的に取り組んでいる企業はまだ少ない一方で、海外から日本の商品や製品を買い求める需要は大きい状況です。

例えば、中国ではEC市場に偽物が出回っていることが多くある一方で、日本からの商品は品質も良く安全と認識されており、ECでの販売でも重宝されて需要が高まっています。中国人観光客が日本に来て電化製品や化粧品を買い求めていたのと同じ理由だと考えていいでしょう。越境ECによって商品やサービスブランドなどを認知してもらい、その後口コミなどで認知が拡散すれば訪日インバウンド客の集客などに繋がり、店頭での売り上げのアップにも貢献することができます。訪日インバウンドから越境EC、という流れが一般的でしたが、越境ECから訪日で体験を消費するという流れも今後増えてくると見込まれています。

越境ECに関してお困りの場合はこちらからお気軽にご相談ください。ワークシフトのスタッフが越境ECを実施する最適な方法をご案内いたします。



越境ECのデメリット

1.海外との取引にかかる手間

日本で商品の発注を受け、日本から発送するまでのECのプロセスの中で、自社だけで対応するには限界のある分野があります。

越境ECサイトの翻訳

まず、翻訳に関する問題があります。自社の商品やサービスをECで海外に売る際に、サイトをどの言語に対応すべきかという問題があります。越境ECで海外に販売する際にはほとんどの場合、英語での対応は必須と言えますが、対応すべき言語は英語のみでいいのかを判断する必要があります。

どの言語に翻訳をするのかを検討するためには、自社のビジネスチャンスがどこの国や地域に存在するのかを調査する必要があります。 店舗での反応やGoogleのツールを利用することで、どの商品をどの地域に展開すべきかの参考にすることができます。 調査の結果、翻訳する言語が決定したら、自社のサイトやサイトのコンテンツを翻訳する必要があります。

新しい商品を続々と入荷するタイプのECサイトの場合、新しい商品を発売する度に翻訳を行う必要があります。翻訳も自社では完結できない場合がほとんどなので、翻訳業者や翻訳サービスを使用することが必要になります。
世界のどの地域にどんな需要があるかを調査するGoogleのツールに関してはこちらの記事の中で紹介しています。
越境ECビジネスで成功を収めるために準備すべきことの全手順

また場合によってはカスタマーサービスが必要になります。越境ECを展開する上で販売先の国の購入検討者から商品に関する連絡が来ることに前もって準備しておく必要があります。多言語でのカスタマーサービスを自社だけで対応するのは多くの企業にとって困難なため、通訳・翻訳サービスを導入するのが良いでしょう。

決済方法の導入

決済方法に関してもいくつかの知識が必要になります。先進国であればクレジットカード決済のみで対応できる場合も多いですが、全世界的に見るとクレジットカード払いではなく銀行振込や現地のローカルな決済方法に対応せざるを得ない場合もあります。

例えば中国の銀聯(ぎんれん)カードは日本で言う所のデビットカードで、決済と同時に預金から引き落としが発生するサービスです。日本では馴染みがありませんが、中国での普及率は日本人のクレジットカード普及率よりも高いと言われています。デビットカードタイプの銀聯カードはこれまでに30億枚以上が発行されており、実際に世界中の都市で使うことができます。中国人向けの越境ECを運営する場合には銀聯カードでの決済はマストだということができるでしょう。 このようなローカル決済システムにも対応する必要があります。どの地域の購入者にでどの決済の方法で対応すべきかを調べる必要があります。

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越境ECにおけるそのほかの特徴や注意点

スマートフォンの普及により個人レベルでも商品やブランドを世界に発信することができる

ここ数年でスマートフォンが全世界に普及したことにより、インターネットに接続することのできる人数は爆発的に増えています。発展途上国においてもGoogleの提供するAndroidというOSを使うことで安価にスマートフォンを購入することができるようになりました。
そのため、あらゆる産業でビジネスのターゲットが増え、ネットで発信することで世界のニッチな層も掘り起こすことができます。

またスマートフォンは移動中にもインターネットに接続することができるため、ネットの接続時間が増えることにより買いたいものの情報収集に使える時間も増えています。SNSを活用することで、これまではテレビや新聞や雑誌など広告を出稿するのに必要なコストが大きかったものが、広告費をかけずにもしくは小さな金額から実施できるようになりました。

スマートフォンで越境ECサイトを利用する

ECビジネスは低リスクでビジネスを開始することが可能

数年前まではインターネット上にECサイトを開設するために(自分でプログラムを組むことができなければ)数十万円単位のコストがかかりました。しかしここ数年でインターネットサイトの開設に関する技術の発展と市場の成熟により、1~数万円でサイトの開設や決済システムの導入をすることができるようになりました。
また、技術の発展により、よりデザイン性の高いサイトを簡単に選べるようなサービスも出てきています。

加えて、インターネットでのマーケティング方法や顧客情報の分析に関するシステムやツールも充実してきています。越境ECに限らず、インターネットを使った商品の売買に関するノウハウがあらゆる分野で蓄積されてきており、より効率的な販売を行うための情報が充実しています。

これらの技術の発展による越境ECの低コスト化と市場のこれからの成長性を考慮すると、いまは越境ECに参入するのに有利なタイミングと言えます。参入する際の販売サイトなどの導入費用は下がっていますが、まだ越境ECに特化した業者はそれほど多くないため、売る商品の分野によってはこれから大きな成長を期待することができます。

ECサイトの活用状況を分析する

その商品の実力が正しく評価されやすくなっている

インターネットやSNSの発達にしたがって消費者は商品やサービスの評価を残しやすくなりました。その結果、それぞれの商品やサービスの評価がインターネット上に多く残っています。
評価の高い商品であれば広告費をかけなくてもネット上の口コミや評価などで流行しやすくなりました。 むしろECサイトの運営している業者はそれぞれの商品に口コミを残すようにすることで、消費者に安心してその商品を購入してもらえるようなシステムを構築しています。

そのため、購入者の満足度が高い商品はそれだけ購入検討者にも安心を与えることができます。つまり、購入後の満足度が高い商品がその実力通りに多く売れるような仕組みができています。ECサイトだとその商品を実際に手にとって見てみることができず、本当にその商品が自分の期待通りのクオリティーかどうか不安になることも多いためこのような評価システムは重要視されています。

逆に注文後、実際に手に届いた商品のクオリティーがサイト上に書いてあるものより低かったり購入者の期待よりも低かった場合には、サイト上で低評価がつくことがあります。低評価がついた商品は売れにくくなるため、その後の購入者が期待外れになることは少なくなります。

商品を送り届けるための物流

日本から海外へ商品を発送する際には当然物流業者が必要になります。(場合によっては日本で受注して海外から海外へ商品を移動させることもあります。)

国境を超える取引の場合には、荷物の取次や税関での取り扱いなど、いくつかの専門知識が必要になります。また、発送方法はとても多くの種類が存在するため、最適な発送方法を見つけるために多少の習熟が必要となります。どの方法、どの業者が安いかを知ることでコストを抑えることができ、ビジネスの発展に良い影響を与えることができます。

関税・税関チェックなど国際輸送における取引

越境ECにおいて、国境を越えた取引が行われた場合には、その商品やサービスに対して関税が発生します。関税はその商品の購入者が支払う必要があり、場合によっては関税が高額になり受け取りの拒否や返品につながる恐れもあるため、関税に関する情報をその商品の購入の際にしっかり伝える必要があります。

商品によっては国内外の関税法で輸出入が禁止規制されていることによって国際郵便では送ることのできないものもあります。自社が発送する商品はどの地域になら滞りなく送ることができるのかは事前に調査をしておく必要があります。
輸出入の許可リストは各国の税関ホームページに掲載されているので定期的にチェックを行いましょう。

また、外国人の支払いに対する意識も考慮しておくことが必要です。
日本では注文したら購入者のほとんどはすぐに代金の払い込むことがほとんどなので、注文と同時に在庫を確保しても資金的な問題が発生する心配をする必要はありませんが、海外の購入者はサイトで注文をしてから代金の支払いを行うまで長い時間をかける人も多く、また注文後にキャンセルをする人の割合も日本国内に比べて高いため、注文が来たからといって早めに在庫を補充するとその在庫が無駄になってしまう、もしくは資金的な問題が発生する可能性があります。

法律や商標登録

取引が行われる際の法律は、ほとんどの場合、購入者の地域のものが適用されます。そのため販売先の国における法律の知識が必要になります。
また商標権も注意が必要な場合があります。たとえば中国では日本の地名や建造物や有名商品などが前もって商標登録していることが多く、たとえば東京スカイツリーや今治といったような言葉は日本国内で有名になるとすぐに商標登録されることがあります。
有名なものだとAppleは中国においてiPhoneという商標の登録に失敗したという例もあります。世界的な大企業であるAppleでも商標において苦労することがあるため、自社の扱っている商品に関して調べることは、対象地域でビジネスを行う上で必要なステップと言えます。

越境ECサイトにチャレンジするときの考え方

ECモールに出店する際に注意すべきポイント

越境ECを実施する場合には自社でサイトを開設するだけでなく、既存のECモールに出店する方法もあります。ECモールに出店する場合にも当然メリットとデメリットがあります。これらの両方を把握し、自社にあった出店方法を選択しましょう。

ECモールのメリット

それぞれの国でECサイト開設ライセンスを取る必要がなくすぐに出店できる。
集客や広告の掲載に専門的な知識を必要としない。

中国では中国人向けのECサイトを開設するには国の許可が必要になります。そして多くの場合、許可はされません。そこで中国が運営している、中国国外の事業者用のECサイトに出店することが良いと言えるでしょう。

集客の面でもECモールにはメリットがあります。ECモールは多くの店舗が集まっているため、定期的にECモールを訪れるユーザーを抱えています。そのため自社でゼロからサイトを立ち上げるのに比べれば集客が簡単になります。

また、実際に商品を売り始める際にプログラミングや決済の専門知識を必要としません。ECモールごとに設定されている出店方法に従うだけで出店と決済システムの準備が完了します。

ECモールのデメリット・注意点

出店や1回ごとの取引に手数料が発生する
モールのルールにより取り扱えない商品も稀に存在する
自社商品ページへの集客はモールのルールに依存する

ECモールに出店する際のデメリットは売上に応じて手数料が発生すると言う点です。出店時や年間維持費などにも料金はかかりますが、ECモール内で越境ECビジネスを大きくしていく上で一番大きなネックになるのは手数料です。

どのECモールでも基本的に出店時の初期費用+売上に応じた手数料がかかる仕組みになっています。これらの費用が発生するため、利益率に限度が生じます。越境ECでの売上が大きくなってきた際には手数料が大きな金額として負担になることもあります。

集客においても、ECモール内で出店する際には上限がある程度決まってしまいます。越境ECを始めた初期段階においてはECモール内からの集客が見込めるという点では良い点もありますが、一方でECモール自体の集客力にも影響を受けます。集客力を上げようとしてもECモール自体の集客力を超えることはできません。 また同様に、商品ページや店舗ページのレイアウトやデザインもそのECモールの設定に従わざるを得なくなるため、他の出店者と比べてオリジナリティを発揮しにくいと言えます。

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越境してショッピングを楽しむ女性


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越境ECへの取り組みを始めている企業の方はこちらの記事もご参考ください。

越境ECに関してお困りの場合はこちらからお気軽にご相談ください。ワークシフトのスタッフが越境ECを実施する最適な方法をご案内いたします。

ワークシフトとは
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