” クラウドソーシング” 最近耳にすることが多くなってきたこのワードですが、いまいちどういうものかわからないという方も多いのではないのでしょうか?日本におけるクラウドソーシングでは、ウェブ制作やデザイン、翻訳、ライティングといったウェブ関係の分野が盛んですね。しかし、クラウドソーシングの活用例はそれだけではないんです!世界では他にも様々なかたちでクラウドソーシングが活用されています。
◎大学×クラウドソーシング
大学もクラウドソーシングを活用しています。
マサチューセッツ工科大は気候変動の解決策を考案するためにThe Climate CoLabを設置しました。このクラウドソーシングプラットフォームには20万人以上がアクセスし、約3万人が登録しています。このサイトではコンテスト形式で登録者が自分たちの案を提案し、優勝者には報酬が与えられます。
◎行政×クラウドソーシング
クラウドソーシングで人びとの生活が変わる。
カイロでは住民がひどい交通問題に悩まされていました。そこで提案されたのがThe Cairo Transport App Challengeという企画です。250人以上のクリエイターが参加し、一位には車が故障したときに自動的に最寄りの交通センターへGPSを送信するアプリが選ばれました。これらのアプリの市場価値は65万円以上とされています。まさにクラウドソーシングを使ったローカルイノベーションの成功例と言えますね。
◎企業×クラウドソーシング
自分のアイデアが商品化されるかも??
Idea Bountyというサイトでは企業が公募を出し、クリエイターがそれに応募できます。これまでにもユニリーバやレッドブル等の大企業もこのクラウドソーシングサービスを利用してアイデアを募っています。低コストでアイデアが生み出され、一般のクリエイターも自分のアイデアが企業に採用され、しかも報酬がもらえる。まさにwin-winな関係です。
クラウドソーシングは言葉の通り、不特性多数の人びとに業務を委託することです。
ここにあげたのはクラウドソーシングのごく一部の例ですが、他にも様々なクラウドソーシングの組み合わせがあります。ぜひ自分にぴったりの案件をみつけて参加してみてください。