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WSSブログ3 | 世界で勢いが止まらないクラウドソーシング業界の最新事情

世界で勢いが止まらないクラウドソーシング業界の最新事情


ネット環境の向上とグローバル化の進展によって一層進むクラウドソーシング業界。世間からの認知度が高まるに連れて、クラウドソーシング業界の中でも変化が見られます。今回はクラウドソーシング業界とクラウドソーシングを利用している人たちの変化をまとめました。最新のクラウドソーシング事情を知ることでより有効な活用方法を学ぶことができるようになるでしょう。

外国人にお仕事を頼むときの相場ってどれくらい?

今まで依頼された仕事から、目安となる価格を算出してみました。当然、依頼される内容や期限、フリーランサーのスキル度合や交渉などにより価格は大きく変わりますが、今後の目安にしていただければと思います。

• 海外現地、競合・提携先企業のリスト化:1リスト 2,000円~
• 海外現地の写真・ビデオ撮影とコメント:3ヶ所 3万円~
• 海外展示会の通訳兼アシスタント:1日 1万5千円~
• チラシやパンフレット(日本語と英語)A4:1万円~
• アンケート収集(翻訳なし、30人分):3万円~

・米国のフリーランサー: $20
・日本のフリーランサー: $17
・中国のフリーランサー: $19
・インドのフリーランサー: $15
・フィリピンのフリーランサー: $13

世界のフリーランサーの時給は?

クラウドソーシングは世界的に急成長しています。その結果、『新興国』に居る若者がネット経由で『先進国』の仕事を簡単に受注できるようになっています。新興国には、高学歴で働く意欲の強い若手世代が数多く存在しています。

彼(女)らは、単に労働単価が安いから仕事を請けているのではなく、充分なスキルを有しているため採用されています。その結果、下記の表にあるように『新興国』のフリーランサーの時給は物価差ほど安くなっていません。高級ホテルの価格が世界のどこに行ってもほぼ同水準なのと似ているのかもしれません。優秀な人材に仕事を依頼する時は、「どこに住んでいる」かよりも「どんなスキルを持っている」かを重視する時代になっています。

77%が学士、28%が修士の学位を保有

Elance(Elance-oDesk)は毎年Annual Impact というレポートを制作し公表しています。

アメリカのクラウドソーシングがどのように展開しているか、世界のフリーランサーの現状はどうなっているのか、などを知るのに一つの良い指標になるレポートです。

2014年のレポートで特に驚いたのは、登録しているフリーランサーの学歴です。同レポートによると「フリーランスの77%が大学の学位を、28%が修士の学位」を持っているそうです。確かに、ワークシフトに登録しているフリーランサーでもMBAや修士、学士の学歴を持った方が相当数登録されています。

新興国によってはグローバル大企業が少ないため、より高度で高い報酬を求め、ネット上に優秀な人が流出しているものと想定できます。先進国のクライアントから、新興国の優秀なフリーランサーに仕事を発注するという流れは今後も継続していくものと考えられます。

中国に世界最大規模のクラウドソーシング企業

世界最大規模のユーザー数を擁するクラウドソーシング企業が中国にあることをご存知ですか?サイト名は猪八戒(zhubajie、英語名Witmart.com)、中国のみならず米国、カナダにもオフィスを構えています。

会員数は1,200万人を超え、成約した仕事の実績は米ドルで9億5千万ドル以上と公表されています。ロゴデザイン、Webデザイン、翻訳、コピーライティング、マーケティングが主な依頼のカテゴリーとなっています。支払いは人民元ではあるものの、中国のみならず世界中から仕事依頼が掲載されています。

依頼内容の記載言語は中国語と英語がほとんどですが、中国以外の国からも中国語で仕事依頼されているのが特徴的であると共にやや驚きを感じます。それだけ中国語が国際語として使われているのを感じます。

世界のフリーランサーの実情(その1):アメリカ

雇用によらない働き方が80年代から確立しているアメリカ。大手クラウドソーシング会社Upworksと、アメリカ国内のフリーランサーの権利保護のため2001年に創立されたフリーランサーズ・ユニオンの2016年度の調査によると、全米の労働人口の35パーセントにあたる5500万人がフリーランサーであることが判明しました。

2020年には国内労働人口の約半分がフリーランスになるとの予測も出ています。時間・場所・雇用関係にとらわれない働き方は、世界の潮流になりつつあります。折しも働き方改革が提唱されている我が国においても、フリーランサーの活用は優秀な人材への仕事依頼に大きな活路を見出せるのではないでしょうか。
(参考URL)
https://www.upwork.com/press/2016/10/06/freelancing-in-america-2016/
https://www.forbes.com/sites/waldleventhal/2014/11/24/5-predictions-for-the-freelance-economy-in-2015/#b455b3470a42
http://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2017/02/usa_02.html

 

海外に学ぶフリーランサーの育成と職業訓練

11月17日に経済産業省で「雇用関係にとらわれない働き方」第1回研究会が開催されました。社会構造の変化や技術革新が進む昨今、フリーランスなど就業にとらわれない働き方の多様性を受け入れる風潮が高まりつつあります。

欧米では商工会議所や職人組合などが、業界内の技術維持・研鑽や、新規参入者の職業訓練の名目でベテランが新人のサポートをする仕組みがあります。スキルを身に着けた海外のフリーランサーは、オンラインプラットフォームを上手に利用し、雇用にとらわれない働き方をしています。

しっかりと職業訓練を経てスキルを身に付けた外国のフリーランサーを活用し、海外展開やインバウンド・ビジネスを加速させてはいかがでしょうか。
出典:http://www.meti.go.jp/press/2016/11/20161117005/20161117005.html


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