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WSSブログ3 | 2013年ビジネス大賞の著者が示す未来と、クラウドソーシングを活用したこれからの働き方が見事に合致している件

2013年ビジネス大賞の著者が示す未来と、クラウドソーシングを活用したこれからの働き方が見事に合致している件


※今回の記事の中で弊社の社名と書名が一致している書籍をご紹介します。弊社の理念と当書籍の示すビジョンは方向性を同じくしておりますが、弊社の業務内容等には一切関係ないことをご了承くださいませ。

去年のビジネス大賞をご存知でしょうか?
ビジネう大賞とは毎年、書店・ブロガー・出版社・マスコミの代表と一般読者の投票によって選ばれた「ビジネスパーソンにとって学びや気づきがある本」に贈られる賞です。
2013年のビジネス書大賞にはリンダ・グラットン著「ワーク・シフト」が選ばれました。

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著者リンダ・グラットンはロンドン・ビジネス・スクールの教授でもあり、学術的な側面からも私達の将来に影響を与えそうな要因を分析しています。
ちなみにリンダ・グラットンは英タイムズ紙の選ぶ「世界のトップビジネス思想家15人」のひとりであり、ファイナンシャルタイムズでは「今後10年で未来に最もインパクトを与えるビジネス理論家」と賞され、英エコノミスト誌の「仕事の未来を予測する識者トップ200人」にも選ばれています。

他の著書として「未来企業-レジリエンスの経営とリーダーシップもあります。

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著書によると、これからの時代、外的な5つの要因が私達のこれからの働き方に影響を与えます。

①テクノロジーの進化
②グローバルの進展
③人口構成の変化と長寿化
④社会(家族・働き方・考え方など)の変化
⑤エネルギー・環境問題の深刻化
これらの外的な要因によって私達のこれからのワークスタイルが変化していかざるを得ない未来がやってきます。

そしてこれから変化していくワークスタイルを描くことこそが、本著「ワーク・シフト」のメインテーマです。
著者が述べるワーク・シフトは大きく分けて3つあります。その中でも一番はじめに述べられている大きな主張は

ゼネラリストではなく「スペシャリスト」になること

これまでの企業活動ではゼネラリスト重要視されたことも多かったのですが、これからの時代は専門的技能を持った人材が求められます。企業の平均寿命が短くなっていくこれから社会の中で、ひとつの企業の中でしか通用しないスキルの価値は下がっていき、いま勤めている以外の企業でも価値を発揮できる専門的技能の必要性が高まっていきます。

はじめに示した5つの要因のうち、①テクノロジーの進化と②グローバルの進展の影響で、これからの多くの仕事は時間と場所による制約が少なくなっていきます。具体的には、通信システムの進化と遠隔操作システムの進化などで、全世界とのリアルタイムな通信をしつつ、特定の技能が求められる仕事に関しても、その場にいなくとも高度な遠隔操作を使ってで直接作業ができるようになります。
それによって時間と場所による制約がなくなり、自分の裁量に合った仕事をする人が増えていく未来を予測しています。

最近、何かと話題に上ることが多いクラウドソーシングですが、ここ数年でクラウドソーシングに関わる人は増え続けています。例えば、2013年度のクラウドソーシングサービス流通金額規模は前年度比101.7%増の215億円です。2018年日本のサービス流通金額規模は1,820億円とも予測されており急成長中の市場です[矢野研究所]。
先週12月3日の日本経済新聞にも日本でクラウドソーシングを手がける「クラウドワークス」の東証マザーズ上場に関する記事が掲載されるなど、各メディア

広がり続けるクラウドソーシング、その魅力とはなんでしょうか?
まず魅力を探るためにそのシステムの仕組みを見てみましょう。

そもそもクラウドソーシングの定義は
「インターネットを利用して不特定多数の人に業務を発注したり、受注者の募集を行うこと。また、そのような受発注ができるWebサービス」のことを示します。仕事を受けるフリーランスが認識しておく必要があるポイントは大きく分けて3つあります。

締め切り
プロダクト
契約金

この3つのポイントから、自分に合った仕事を受注していくスタイルです。
システム開発やデザイン、記事執筆などが主な仕事の依頼内容になっているので自分のスキル、裁量に合わせて自分の仕事の量をコントロールできます。
自分の生活をコントロールできなおかつ、フリーランスが活躍できる場所であることがクラウドソーシングが急拡大し続ける大きな魅力なんでしょうね。

そして、クラウドソーシングの大きな魅力である、自分のスキルと予定に合わせて仕事をできることこそ、リンダ・グラットンが「ワーク・シフト」の中ので述べている大きな主張と合致しています。
クラウドソーシング市場の急拡大という現状とリンダ・グラットンの未来予測は見事にマッチしています。クラウドソーシング市場はこれからも拡大し続け、クラウドソーシングに関わる人も増え続けていくでしょう。


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