マレーシアのシリコンバレーからデジタルなフリーランス生活をご紹介します!
はじめまして、私はashrill83です。現在マレーシアのサイバージャヤに住んでいます。IT都市であるサイバージャヤは、マレーシアのシリコンバレーとして注目されています。2015年に結婚した後、私がオンラインビジネスに向いていると言ってくれた夫の勧めもあり、在宅ワークを始めようと考えました。この頃、オンラインビジネスとクラウドソーシングは自宅で仕事がしたいと考える人達の間で広がりを見せていました。2016年7月に私はマレーシア国内のデジタル経済発展を促進する政府機関であるマレーシア・デジタルエコノミー公社 (MDEC)の職業教育プログラムに参加することができ、3ヶ月間提案書の書き方やクラウドソーシングを通じた仕事獲得の仕方について訓練を受けました。
フリーランサーとしてのキャリア
私が初めて世界大手のフリーランス会社から受注したオンラインワークは料理のレシピ本の作成でした。ロシアのクライアントのために20種類もの肉料理を考案しました。この仕事に費やした1週間、大好きな料理に関わることができたのでとても楽しかったです。それから2年の間にマーケットリサーチからビジネス開発までさまざまな仕事を10件以上引き受けました。信頼を得ることに努め、時には同じクライアントから繰り返し依頼を受けることもありました。
2018年6月に受注したワークシフトでの最初の仕事は現地の市場調査でした。フェースブックでワークシフトを知った友人の紹介で登録をしていたのです。ワークシフトに掲載されている仕事のほとんどは日本のクライアントからのものです。
クライアントから仕事を任されたら、決められた期限までにきちんと終わらせるよう心がけています。週に1件のペースで仕事を引き受け、各クライアントの期待に応えようと努力しています。もしも何か問題や疑問点などがあれば正直にクライアントに話すことをお勧めします。やむを得ず納期の延長を要する場合はクライアントに相談してみるのもいいかもしれません。
ワークシフトを通じて、同じクライアントから1ヶ月間に4件の仕事を任されたことはいまだに信じられません!私を信用し、仕事を依頼し続けてくれるクライアントに感謝しています。
日本のクライアントについて
インターネットやテレビで見る限り、日本人は時間を厳守し、礼儀正しく且つ働き者という印象を受けます。これには大変共感を覚え、日本人を尊敬します。同じ価値観を共有する日本のクライアントと働くことが出来、とてもうれしく思います。
マレーシアは様々な人種や宗教が集まる国です。日本と異なる点はたくさんあるものの、私は日本のクライアントとマレーシア現地のビジネスをつなぐべく、日々努力をしています。しかしそれは簡単なことではありません。うまくいくこともあればそうはいかない場合もあります。そんな時は機転を利かせ、問題の解決法を探るなど、出来る限りの手を尽くし、日本のクライアントのために奮闘しています。
フリーランスで仕事をする利点、コツ、そして私のゴール
フリーランサーになったことで家族と過ごす時間が増えました。普段の私は午前2時、3時から朝の7時まで仕事をしています。そして仕事に行く夫のために朝食の用意を始めます。このように通勤のストレスもなく、仕事と自分の時間のバランスを取ることができるのでとても助かっています。また夫の出張先へ同行しても仕事は可能です。インターネットにさえ接続できれば準備万端。いつでもどこでも働くことができるのです!
「仕事探しを諦めないで」これが他のフリーランサーの皆さんへ私からのアドバイスです。仕事を獲得したら精一杯がんばりつつ、楽しみながら働くことも大事です。依頼された仕事に関してわからないことがあればクライアントに直接たずねましょう!
私の次なる目標は、来年中に自分のビジネスを個人事業からSdn Bhd(マレーシアの非公開会社)という会社形態に移行することです。
これからも世界中のクライアントのニーズに応えていきたいと思います!