ワークシフトを通して新しい世界を知りました
こんにちは!台湾出身のShang Shangです。現在は台北で日本語講師として、個人指導と日系企業でのレッスンを担当しています。私は学校で日本語を勉強し始めて、日本のことに大変興味を持つようになりました。台湾の大学を卒業してから東京へ留学し、その後都内の貿易会社に勤めていました。
日本語教師として
2013年の夏に台湾へ戻って、日本語講師の仕事を始めました。講師の仕事は教科書の知識を教えるだけではなく、私自身が日本で実際体験したものや最新の日本事情なども生徒さんに伝えなければいけないと思っています。日本が大好きな私にとって、日本語を教えるのは楽しいことです。生徒さんからはよく日本語に関する質問をされますが、特に漢字に対する質問は面白いです。
例えば、日本語の『勉強』という言葉は、中国語だと『無理』という意味になります。また、国の文化や習慣によって物事の考え方が違うことは、話し方にも影響しています。例えば台湾には、人に会うときに『ご飯を食べましたか』という挨拶をしますが、日本だと『今日いい天気ですね』と天気の話で挨拶をします。こういった文化や習慣の違いがあらわれることこそ、言葉の面白いところです。
私は今年、日本語講師になって6年目を迎えました。仕事が終わって空いている時間に翻訳をするのは趣味のひとつと言えるかもしれません。気分転換にもなっていると思います。翻訳というのは常に新しいものに触れることができるので、自分にとって良い刺激になり、面白いと思っています。
ワークシフトを利用した感想
私は2017年の夏にワークシフトに登録しました。単純に『日本ともっと接するチャンスがあればいいなあ』と思ったことが登録のきっかけです。登録してしばらくした時、旅行に関する中国語翻訳の募集を目にしました。実は私は日本旅行が大好きで、台湾に戻ってきても、毎年日本へ旅行に行っているので、さっそく応募しました。依頼者の方は台湾へ出張する予定があったため、台湾の現地で打ち合わせしました。日本の観光情報を中国語に訳し、もっと台湾の観光客に知らせることはとても有意義だと思います。これが私の初めてのワークシフトでの仕事です。翻訳のほかにも、台湾現地の市場調査などの仕事も受けました。どちらの仕事も、日本のクライアントと仕事内容、納期、修正点の確認などをメッセージでやりとりし、コミュニケーションは円滑に進みました。
私はワークシフトを通して、普段関わる事のない産業を知るきっかけを得ることができました。例えば台湾でのお酒のリサーチの依頼を受けた時、お酒を飲まない私はお酒のことを詳しく調べてから市場調査に行きました。納品物を完成させた上で、リサーチの間に新しい知識を得ることもできました。
また、フリーランサーの目から見て、ワークシフトで仕事の依頼を受けるのはとても安心です。私が相応しい仕事がある時には声をかけてくれますし、質問があるときもスタッフの方がすぐに対応してくれます。そのお陰で、今の私は台湾にいても日本と繋がることができました。ワークシフトと出会えて、本当に良かったです。
フリーランサーになりたい人は、思い切ってためしてみたらどうでしょうか。きっと面白い発見があります。そして自分の視野もさらに広がっていくと思います。