フリーランサーとして、無理なく生活と仕事のバランスを取りながら働いています
私はさまざまなところで暮らしてきました
中国で生まれ、日本で学び、シンガポールとイギリスで働く。これまで世界のあちこちで暮らしてきました。一ヶ所に定住することがなく、一見不安定にも見える環境での生活は私の視野を広げ、社会の輪を広げる機会を与えてくれました。現在、私はパートナーと北京の中心部にある中庭付きの伝統的な建物に住んでいます。普段時間のあるときは二人で料理をしたり、ピアノを弾いたりしています。
よく庭で植物たちの世話もしています。多くのことに関心があり、趣味もたくさん持っています。週に数回はジムに通い、ヨガをすることもあります。毎週木曜日と土曜日は、合唱団のリハーサルに参加しています。現在は定期公演を控えています。
都会の喧騒から離れて安らぎを得たい時には、山や国立公園でハイキングをすることも。
園芸の資格を持っていて、週に一度は家に新しいお花を飾っています。また、地域のサロンで仲間と植物に関する情報交換もしています。
- フリーランスとしての働き方はあなたの生活にどのようにマッチしていますか?
私はこの数年間フリーランサーとして働いています。フリーランサーになる前は、複数の会社で様々な役職に就いていました。しかし、キャリアがある程度のレベルに達したところで生活することの楽しみを失ってしまいました。今、私はフリーランサーとして生活と仕事のバランスをうまく取りながら無理なく働いています。家やカフェで過ごしながら、目の前の仕事に集中しています。そして仕事がひと段落すると、自由を満喫することができます。
- 人生の転機はありましたか?
私は国際的な環境NGOであるGreenpeaceで渉外担当と分析調査員として働いていました。Greenpeaceとの出会いは運命的な偶然でした。
最後の会社を退職した後の数ヶ月間、私はGreenpeaceの発足地であるオランダを旅行していました。そこでオランダの美しい自然とその自然を守る国民の姿勢に感銘を受け、自然環境の改善に何らかの形で貢献したいと思うようになりました。Greenpeace内で私に適した役職に欠員が生じたのも幸運でした。 多くのプロジェクトを進める中で、私たちの活動が社会に少しでも変化をもたらすことができたことを誇りに思っています。さらに、同僚や団体のサポーターの多くが似たようなライフスタイルや目標を持っていることもわかりました。私自身がGreenpeaceに加わり、活動することになったのは運命だったとさえ感じています。
- 何がきっかけでワークシフトに参画したのですか?
私は10年ほど前まで日本に住んでいました。それ以来、飛行機の乗り換え以外で日本を訪れる機会はありませんでした。しかしある時、LinkedIn(ビジネス特化型のSNS)で偶然ワークシフトを見つけ、サービスのコンセプトを見てすぐに魅力を感じました。豊富な仕事とフリーランサーのグローバルなコミュニティはまさに私が探していたものです。
- ワークシフトにどのような印象を持っていますか?
ワークシフトのスタッフはプロ意識が高く、信頼できます。以前、私が適任と思われるような緊急の案件が出た際に、国際電話で私に直接その依頼案件を紹介してくれたこともありました。
- 新しいフリーランサーに何かアドバイスはありますか?
一番大切なのは自己規律を徹底することです。上司や同僚のいない居心地の良い空間では、怠惰に陥りやすく、生産性も落ちかねません。そういうときは、自分で計画を設定し、仕事のプロセスを自分で管理するのが望ましいです。 第二に、実社会とのつながりを保つことを忘れないでください。
日本語に「オタク」という言葉がありますが、会社に定期的には行かないようになると、同僚達との交友がおろそかになりがちです。ひとりで仕事をすることに喜びを見出せば見出すほど、社会的なつながりは減り、自分の世界の中に閉じこもってしまいがちです。 しかし、人とのつながりを大切にすることで、知識を常に新鮮で鋭いものに保つことが出来るのです。また、人を介して新たな仕事の機会にも巡り合えるでしょう。