クラウドソーシングではどのような仕事ができるのだろう?
最近人気急上昇中のクラウドソーシング業界。
矢野経済研究所によると、国内クラウドソーシングソーシング業界の市場規模は2013年には250億円と、前年の2.5倍まで増加しました。
また、今後さらに成長を続け、2017年には市場規模は1500億円規模になるとも推測されています。
この大躍進を続けるクラウドソーシング業界ですが、みなさん疑問に感じることはありませんか?
そう、いったいどんな仕事が依頼できるのだろうか、です。クラウドソーシングは不特定多数のフリーランサーに向けて仕事を依頼し、提案が返ってきたフリーランサーのいずれかに対して仕事を依頼するというワークプロセスです。したがって、クラウドソーシングの強みはすべてネット上で取引が可能であるという点にあります。
しかし、どんな仕事でもネット上で依頼することができるのか疑問に思う人も多いと思われます。不安要因を以下にリストアップしました。
①知らない人に仕事を依頼して、クオリティの低い成果物を出されたら心配
②機密情報等が漏れるのではないか
③成果物の受け取りはどうやってするのだろうか
では、実際にどういった仕事が多く取引されているのか、ランサーズのカテゴリ別仕事数をもとに円グラフを作成してみました。
このグラフから、ライティング・ネーミングが圧倒的取引量で、Webコンテンツ系の仕事が二番目に多く、翻訳や作業系が三番目に多い、ということがわかりました。
これらの仕事を見ると、①ある程度簡単な作業であり、②あまり機密情報も扱わず、③成果物の受け取りもネット上で可能
ということから、上記の3つの不安要素のない仕事の取引量が多いことがわかりました。
今後クラウドソーシング業界が発展していくためには、上記の不安要素を取り払い、より幅広い仕事を取引できるようにする必要がありますね。