アメリカから始まり現在は、アジア圏に注目が浴びているクラウドソーシング業界。
一般大衆向けのサイトから専門者向けのサイトまで様々な分野ビジネスで利用されています。
そんな中、比較的よく見られる案件に「ロゴ」作成という項目があります。
そこまでの専門性を必要とはせず、また、国の感性の違いから様々なデザインを安価な値段で仕上げることができます。
例えば、日本とブラジルを比べてみましょう。
日本のデザインというと、「和」が最初に浮かび上がってくるのではないでしょうか。
この「和」のデザインは、外国人からみるととても繊細である印象が強く日本の「おもてなし」のような
慎ましく細やかであり、かつどこかエネルギーのあるデザインが多いのではないでしょうか。
ブラジルのデザインというと、「レゲエ」のような赤・黄・緑など原色が多い使われるデザインが浮かび上がってくるのでは
ないでしょうか。
ブラジルが、外国人である私からみると、とても陽気でエネルギーが漲っているようなデザインが多いのではないでしょうか。
また、「ロゴ」を言葉ではなく「絵」として認識していませんか?
海外旅行に行ったときなど、友達に勧められたレストランに行こうとしたとき、
「タクシーの運転手に、レストラン名を伝えても分からなかったけど、
ロゴを見せたら分かった」
街中を歩いていたとき、
「信号機が日本と違ったけど色が一緒でデザインも似てたからわかった」
なんて話はよく聞くかと思われます。
言葉は、「文字+発音」の2つの項目が必要となり、特に後者は日本人訛りが邪魔をして
外国人に伝わりにくいということがよくあります。
しかしながら、ロゴは、「絵」になりますので、視覚と記憶のみが必要となり、
言葉よりも伝わりやすいのです。
「ロゴ」作成に最低限必要なこととは、初めて見た人に
・企業イメージ
・残像
を与えるかです。
ただ単に目新しいだけでは、その瞬間だけのイメージで終わってしまうことが多々あり、
結果として企業認知度へは繋がりません。現在の某有名企業のロゴを思い出してみてください。
単色であったり自分でも描けそう。。。なんてイメージはありませんか?
シンプルでかつ社内風土と合う色を選択することがキーポイントとなるのではないでしょうか。
少子高齢化、外国人の採用、多様なビジネスモデルの展開されている今、国の環境・人柄・地域性・歴史などそれぞれの要素が融合したその国ならではのデザインをクラウドソーシングというツールを利用することによって、企業風土に合ったデザインを発見、採用することができるようになります。