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WSSブログ3 | アジアのサービスって?市場調査から見えてくるアジア版クラウドビジネス

アジアのサービスって?市場調査から見えてくるアジア版クラウドビジネス


アメリカから始まったクラウドソーシングは、昨年あたりからアジアへの注目度が高まっています。
というのも、ちょっと考えると納得できることで、アジア(日本、中国、韓国、台湾、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド等)は、世界の約半分の人口が集まっており、約60%の人口が英語を流暢に話せるエリアとなっているのです。(参考資料;世界のネタ帳より)

また、このように人口が多いにも関わらず正社員としての就職率が低く、超氷河期が続いております。大学/大学院卒の知識ある若者達が仕事を求めている状態ということです。

この背景と物価の影響で他国に比べてコストが比較的抑えられることもありアジアに目を向けられているというわけです。

では、実際、どのようなクラウドソーシングビジネスが展開されているのでしょうか。
市場調査によると、大きく下記5点のビジネススタイルが主流となっております。

[1]マイクロタスク型クラウドソーシング
翻訳からプログラングまで総合的に取り扱っているクラウドサイト。
中国、台湾、日本で展開されています。

[2]人材紹介型クラウドソーシング
主に中国の「RenRen Headhunting」は有名であり、大学生を中心に利用されています。

[3]翻訳型クラウドソーシング
文章の翻訳から音声、画像の翻訳ができるシステムでApp storeやGoogle Playからアプリを
ダウンロードでき、日常生活に溶け込んでいるクラウドサイト。

[4]デザイン特化型クラウドソーシング
名刺やロゴ作成からグラフィックまで様々な案件に対応したクラウドサイト。

[5]ツアーガイド型クラウドソーシング
数多くの観光スポットをもつアジア。旅行会社などを通さずクラウドサイトを
利用することにより、より地域に密着したガイドも可能としている。
以上、5点が現在の主流となるクラウドソーシングシステムになります。

ほとんどのサイトでは、携帯からでも受注/発注できるようアプリを開発。まさにクラウド本来の
目的でもある「どこにいてもできる環境」が出来上がっております。

クラウドソーシングが進展するにつれ、各国の独特の文化/視点から作られたモノは、新たな価値を産み出し、今まで接触することのなかった人々や各国の文化に触れ、個の視野も広がっていくのではないでしょうか。

 


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