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WSSブログ3 | クラウドなどのサービスで気軽に翻訳を頼む方法とは?

クラウドなどのサービスで気軽に翻訳を頼む方法とは?


2016年の訪日観光客は2,400万人を超えました。2020年の東京オリンピックを控える日本において、こうした傾向は今後も続くと考えられ、様々な場面で翻訳が必要になってきます。通常の業務においても「海外でのアンケート結果をしっかり把握したいので日本語翻訳を行いたい」、「利用規約や契約書の一時的な日本語訳があると助かる」、「Emailを送りたいが現地人に伝わるようにはどう書いたら良いか分からない」等々、多くのビジネス場面で翻訳のニーズは高まり続けています。

クラウドソーシングで翻訳を依頼する方法

今回は、気軽に翻訳を依頼できるクラウドソーシングの利用方法とコツについてまとめてみました。外国人との仕事に関わる機会の多い方々や、海外進出や訪日外国人への対応を考えている方々に活用していただける内容となっています。

目次
1. クラウドソーシング翻訳の特徴は?
2. 伝わる翻訳の活用方法
3. 依頼を依頼する時の注意点は?
4. 翻訳で有名なクラウドソーシングの会社は?

 

1.  クラウドソーシング翻訳の特徴は?

Google翻訳をはじめとして、気軽に利用することのできる自動翻訳ツールが増えてきました。テクノロジーの発達とともにこうした機械翻訳の精度は上がっていますが、実用としてはまだまだ不十分だと感じる方が多いのではないでしょうか。

その一方で、翻訳会社へ依頼するとなるとある程度のコストがかかってしまうため、気軽に頼むことは難しいのが現状です。そこで、人力でありながら気軽に翻訳依頼ができるクラウドソーシングに現在注目が集まっています。クラウドソーシングとは、インターネットを経由してオンラインで仕事を請けている不特定多数の人々に仕事の依頼をする様式のことです。

海外在住の方に直接依頼をすることで、低価格かつ現地の人に伝わりやすい翻訳ができることが特徴です。さらに、インターネットを通じて世界中の人々と繋がることで、一般にマイナーと呼ばれる言語であっても翻訳を依頼することが可能になります。

翻訳するべきテキストをクラウドソーシングで依頼する

2.どんな活用方法があるの?

通常の翻訳以外にも、クラウドソーシングには以下のような活用法があります。

 現地ライバル会社のWebサイトを参照し、翻訳してもらう
 キャッチコピーや広告文など、短い文字を伝わる翻訳にしてもらう
 翻訳されたものをもう一度現地の人に読んでもらう(プルーフ・リーディング)
・あるキーワードを現地で検索をし、現地の競合や認知度を推測する

以上のような活用法があります。また、通常の翻訳においてもクラウドソーシングを利用することでメリットを享受することができます。それは「伝わる翻訳」ができることです。一般に、翻訳会社に翻訳を依頼すると「正確に翻訳」をしてしまうことがあります。

しかし「正確な翻訳」と「伝わる翻訳」は大きく異なります。特に広告・宣伝においてはターゲットを意識した「伝わる翻訳」をすることが強く求められます。現地の人材に直接依頼をすることにより、世界各地のターゲットにマッチした表現で効果的なプロモーションを行うことが可能になります。

クラウドソーシングで翻訳を依頼すると他の方法とはどう違うの?

3.翻訳を依頼する時の注意点は?

翻訳に際しては、字数に応じて依頼料が決まることが多いため、1文字と1Wordの違いには注意が必要です。特に外国語から日本語に翻訳を依頼する場合、「1文字当たりの単価」なのか「1 Word当たりの単価」なのかをはっきりさせておく必要があります。例えば、I like shopping は14文字、3Wordsになります。

また、長期連載記事の翻訳など、複数回にわたって翻訳を依頼する場合は、できるだけ同じ人に依頼をすることで「トンマナ」(※トーン&マナーの略。文章全体の調子や様式)を揃えることが必要です。翻訳会社に依頼した場合でも複数の翻訳者がが翻訳したものを一つにまとめるとトンマナがそろわず、ネイティブの人にとって読みにくい翻訳になってしまうことが多々あるので注意が必要です。

また、現地の人に伝わる翻訳になっているかを再度確認するためには、プルーフリーディングなどを活用することをお勧めします。プルーフリーディングとは、現地語に翻訳した文章を、現地の人に読んでもらうことで不自然な表現がないか確認する作業を指します。現地の人にとっては負担の少ない作業であるため、比較的安価で気軽に依頼することができ、よりクオリティの高い翻訳を実現することが可能になります。

有名なクラウドソーシングの会社に翻訳を依頼したい場合は?

4.翻訳で有名なクラウドソーシングの会社は?

クラウドソーシングの企業は大きく、①特化型と②総合型の2つに分けることができます。①翻訳特化型のクラウドソーシングは数多く存在し、中でもConyacやGengoが有名です。②総合型のクラウドソーシングは、登録者が日本人であることが多く、外国人登録者を数多く有している会社はワークシフトなど一部に限られます。

例えばワークシフトは翻訳において、クライアントから平均4.89/5.00という高い評価を受けていることも特徴です。日本文化に精通した外国人オンラインワーカーが多数登録しているため、余計なストレスを感じることがなく、質の高い翻訳依頼をすることが可能になっています。

こうした特徴以外にも、サービスの利用に際しては、以下の点に注意して会社や翻訳者を選ぶことで失敗を未然に防ぐことができます。

・翻訳者の過去の実績やプロフィールが見ることができる
・事前にメッセージで詳細を相談できる
・価格や納期の交渉ができる
・ファイルを簡単にアップし文字数を換算できる
・テストとして少量の依頼ができる

 

海外進出、インバウンドなど海外に関するビジネスの拡大が続いていくであろうこれからの時代、翻訳の必要性は高まり続けます。賢く翻訳を行うことで、外国人向けビジネスを成功に導きましょう!


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