「アウトソーシング」と「クラウドソーシング」の違いについて
アウトソーシングとは、その名の通り仕事を別会社へ依頼(外注)する方法で、昔から行われてきた手法です。
ロゴの場合、デザイン・製作をデザイン会社等へ依頼し、打ち合わせを行った後、ロゴをデザイン、納入という流れになります。
希に個人デザイナーへ外注することもありますが、一般的に自分でデザイン会社を探し、依頼します。
「自分で会社を探す」というのがミソで、後述するクラウドソーシングとの大きな違いとなっています。
探す方法は主にインターネットが使われ、一括比較サイトも存在します。
一方クラウドソーシングは、企業の抱える案件を、不特定多数の人(Crowd)に委託・公募する方法です。
クラウドソーシングにはライターやデザイナーなど、主に個人やSOHO形態で活動を行っている人たちが「受注者」として登録されています。
mixiやFacebook等のSNSを思い浮かべていただければイメージが沸くのではないでしょうか。
まず依頼を出すにはクラウドソーシングと呼ばれるシステムを持つサイトへ「発注者」として登録し、指定のカテゴリ(例えばデザイン)へ案件を掲示する事で行えます。
サイト上へ予算・希望イメージなどを記載した案件を出しておけば、受注者側から応募という形でコンタクトを取ってきます。
発注者側は、受注者が掲示した条件を閲覧し、条件に合致した受注者へ仕事を依頼する形です。
アウトソーシングとは、「依頼を公募しておけば、向こう(受注者)から依頼へ応募してくる」という違いがあります。
つまり、発注者は会社や個人に仕事を直接依頼せず、応募を待っていれば良いわけなんですね。
また、アウトソーシングと違いクラウドソーシングは、会社ではなく直接個人へ仕事を依頼する形が多くなってます。
まとめ
アウトソーシングは自分から会社や個人へ直接依頼する
クラウドソーシングは自分で依頼を出し、仕事を請けたい人が応募してくる