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日本におけるSNSの広まりは既に頭打ちの印象もありますが、世界的にはまだまだ成長の余地があると考えられています。特に東南アジア諸国ではSNSの普及が進んでおり、日本とは違った発展をしております。例えば、東南アジアの国々では会社のHPがFacebook上にあったり、ECサイトをFacebookで構築している企業を数多く見ることができます。自社でHPやECサイトを作るより、アクセスも多く、簡単に環境を構築できることが理由です。東南アジア諸国のように人口が多く、国土の広い国では、Webマーケティングは有効なツールの一つとなります。

今回のワークシフトリサーチでは、東南アジア諸国におけるSNSの普及率から、同地域におけるWebマーケティングの活用方法をリサーチしていきます。




そもそもWebマーケティングとは…


一言でWebマーケティングと言ってもその手法は様々あります。例えば、検索エンジンの最適化、リスティング広告、コンテンツマーケティングなど、日々新しい手法が生まれているのが実情です。また、集客だけでなく、顧客の満足度を高めるべくUI/UXを整備したり、サービスを利用した顧客に再利用を促すようメールを送付するのもWebマーケティングの一つと言えます。現代社会ではGoogleに代表されるように「検索」が商品やサービスの入口になっています。この入口にいかに誘導するかがWebマーケティングの基本と言えるでしょう。



SNSは各国共通ではないが寡占化は進んでいる

日本ではLineやFacebookが有名ですが、実は国によって使われているSNSが違います。

以下は世界各国で普及の進んでいるSNSトップ3をまとめたものです。


(出典 we are social 「Digital in 2016 」http://wearesocial.com/uk/special-reports/digital-in-2016)

※WHATSAPPとは…ショートメールサービスの一つ。有料の為広告が無く、ショートメールでのやり取りが一般的な欧米では広く使われている

※中国ではネット規制の為、国独自のSNSサービスが普及している

※複数回登場したものについては色を付けました。

ご覧の通り、各国で利用されているSNSには違いがあるものの、かなり寡占化が進んでいるのが分かります。日本ではLine、中国ではWechat、その他の国々ではFacebookが主流となっています。Facebookに関しては中国を除くどの国でも普及の進んでいるサービスの一つです。別の言い方をすれば、東南アジアにおけるSNSを活用したWebマーケティングで、Facebookは外せないプラットフォームと言えます。更に中国本土をターゲットとするのであればWechatなども対象とする必要が出てきます。



世界のSNS普及率

次に、世界と東南アジア諸国でのSNS全般の普及率について、データを見ながら比較してみます。
全世界のSNSユーザーは23.1億人で全人口の31%を占め、前年比で10%上昇となっています。
また、モバイル端末でのSNSユーザーは19.7億人で全人口の27%を占め、前年比17%上昇です。
つまり、SNSの普及にはまだまだ可能性があることが分かります。電話やemailに代わる、新しいコミュニケーション・ツールとして、引き続き注目されることは間違いありません。

その中で特に注目したいのが、SNSの普及が著しく進んでいる東南アジアの国々です。東南アジア諸国における、アクティブなSNSユーザー数とその増加率、またモバイルからのアクセス状況などをデータと共に調べてみます。



東南アジアのSNS利用率

・東南アジアにおけるSNSユーザーの比較


・東南アジアにおけるモバイル端末でのSNSユーザーの比較

(参考のため日本のデータも併記、ただし一部不明なデータがある)

(いずれも出典 we are social 「Digital in 2016 」http://wearesocial.com/uk/special-reports/digital-in-2016)

※前述の世界平均と比べて値が大きいものは色を付けました。


ご覧の通り、東南アジア各国におけるSNSの使用率/増加率は共に世界平均を大きく上回っているのが分かります。インドネシアでは普及率が日本を下回っていますが、対ユーザー数でみると日本を上回っています。特に、シンガポールでは実に6割を超える人がSNSを頻繁に利用しており、更には多くの人がモバイル経由でSNSを利用していることが特徴です。SNSとモバイルの相性は良く、今後ますますモバイル経由でSNSを利用する傾向は伸びていくと考えられます。





東南アジアの消費者がSNSに費やす時間


東南アジアにおけるSNSのアクティブ・ユーザーが多いことは分かりましたが、実際一日当たりどの程度SNSを使用しているのでしょうか。面白いデータがありましたので、そちらを見ながら考察していきます。

(いずれも出典 we are social 「Digital in 2016 」http://wearesocial.com/uk/special-reports/digital-in-2016)

東南アジアの国々をオレンジ色で示しましたが、普及率もさることながら、利用時間も他のアジアの国々と比べ圧倒的に多いのが分かります。一日に2時間以上をSNSに費やしているということは、私生活のみならずビジネス・シーンにおいてもSNSがいかに深く関わっているかが想像できます。

例えばタイではSNSがECサイトも兼ねている現状があります。SNSを通じてネット通販で商品を購入すると回答した人の割合が51%と世界で一番になっています。タイは個人の露店が多くFacebookやInstagramなどで商品を紹介し、そこからダイレクトメッセージ機能を用いて商品購入につながるケースが多いようです。

また、タイだけではなく他のアジアの国々でもでもこのようなビジネスに直結した活動が数多くおこなわれています。つまり、SNSがWebマーケティングの重要なツールとなり、ビジネスとの境界線が無くなっているケースが増えているのです。



東南アジア向けSNS広告は高いリターンを期待できる

東南アジアではSNSがビジネスのツールとなっている現状を検証しましたが、SNSで商品の宣伝などをする場合、その費用をどのように考えたらよいのでしょうか。個々の広告費を確認するわけにはいかないので、各国の賃金を比較しながら推測してみます。                                       

ただし縦軸は製造業、一般工職の月給(米ドル)。左六か国が東南アジア諸国。

(出典「JETRO 投資コスト比較」 https://www.jetro.go.jp/world/search/cost.html)

ワークシフトの前々回のリサーチで調査しましたが、東南アジア各国で賃金上昇が続いているのは事実です。ただし現時点では、先進国と比較しまだまだ賃金は安いのが事実です。つまり視点を変えれば、1クリック当たりのコストは先進国に比べ数分の1で済む可能性があるということです。

当然、商品やサービスの販売価格も相対的に低くなる可能性はあるのですが、人口動態や中間所得層の増大などの現状を考えると、コストを抑えた将来の投資としての東南アジア諸国でのSNSを通じたWebマーケティングは有効的なツールと考えることができます。



東南アジアにおけるSNSを活用したウェブマーケティングのまとめ

全世界のインターネット及びSNSの普及率、増加率を考えるとSNSを通じ世界に向けて働きかけることは非常に合理的であるといえます。特に安価な労働力の多い東南アジアでSNSの普及率がこれだけ高いということは、それだけSNSを用いたビジネスチャンスがあることが想像できます。

そして実は、このSNSとクラウドソーシングの相性が良いことも事実です。クラウド(群衆)・ソーシング(供給源)の名前からも分かるように、サービス対象は多くの群衆であり、まさにSNSと同じユーザー群になります。事実、ワークシフトでは全世界約40,000人の方々にご登録いただいていますが、これは当社の運営するFaceBookに「いいね!」した人の内、実に40%以上に相当する計算になります。(ワークシフトの「いいね!」数は約95,000件。2016年11月現在。)



日本では、「SNSは友達とやるもので、ビジネスとは違う」と考える傾向が強いようですが、海外、特に東南アジア諸国ではSNSとビジネスの境が無くなっているのが現状です。前述のデータにあるように、SNSに費やす時間も人口も日本の比ではありません。今後高い成長が見込める東南アジア諸国に向けてSNSを活用したWebマーケティングを検討するのはごく自然な選択肢とも言えます。



また、SNS経由でのWebマーケティングで忘れてはならないのは、クラウドソーシングの活用です。海外現地の優秀な人材を活用したWebマーケティングには様々な方法があります。例えば、「現地人によるSNS運用代行」、「口コミや告知」、「現地人によるコンテンツ収集」、「SNSに適した映像収集」、「現地語でのライティング」、等々使い方次第では強力なツールとなります。クラウドソーシングを活用したWebマーケティングにご興味がございます場合は一度ご連絡いただければ更に詳しくご説明させていただきます。

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出典

・We Are Social「Digital in 2016」
http://wearesocial.com/uk/special-reports/digital-in-2016
・JETRO 「投資コスト比較」
https://www.jetro.go.jp/world/search/cost.html
・【保存版】急伸!2016年、東南アジアのSNSユーザー・モバイル利用状況データまとめ
http://gaiax-socialmedialab.jp/post-31449/
・SNSからの購入割合が世界一!? タイ人のソーシャルメディア活用状況をざっくり解説。
http://www.clisk.com/column/asean-marketing/2416.html


著者:ワークシフト編集部

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