国名:マレーシア
人口:約3170万人(マレー系、華人系、インド系による多民族国家)
GDP:約2970億ドル(名目GDPはロシアなどと同水準の高さ)
貿易状況:ゴムや錫など特定の農産物や鉱物の生産が盛んですが、先進国化を目指し、農産物や天然資源の輸出や観光業への依存から脱却を図っています。日本との貿易は電気機器の輸出入や天然ガスの輸出が中心となっています。
インターネット普及状況:国策レベルのITインフラ整備を背景にSNSの利用が盛んであり、Facebook 上での1人当たり平均友人登録者数は世界一です。また、EC市場についても政府レベルで中期的なロードマップを策定しています。2012年には楽天が進出しており、2017年のアリババの参入で市場は今後さらに活発化していくと見られます。
ひとこと:多民族国家ゆえに言語も宗教も複雑かつ多様なマレーシアですが、現地の人材を活用することでこうした文化の問題もクリア出来ます。安定して高い成長率を誇り、外国企業の誘致を含めた工業化やIT振興にも力を入れているマレーシアは、海外進出や越境ECなどのさまざまなチャンスが広がっている国と言えるでしょう。
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